猫かぶりという言葉は、性格が悪い、計算高いというような意味も含んだマイナスな印象を与える言葉です。ですが、ある女性を対象にした調査では3人に1人は自分自身を猫をかぶっている、もしくは他人から猫かぶりと言われたことがあるそうです。世間的には嫌われているイメージですが、意外と多い猫かぶり女性。友達や人付き合いに亀裂が生じるほど猫をかぶるのは嫌われてしまいますが、処世術として猫をかぶるのは多少あった方が恋愛も上手くいくかもしれません。以下の3つの例を紹介します。
彼が女好きな場合には、ほかの女性にうつつを抜かさないか心配になることがあると思います。特に彼がモテるタイプだと、悪い虫が寄ってこないか不安にかられてしまいます。そういったタイプの男性と付き合っている女性は、猫をかぶるのは許容範囲です。彼好みのかわいい女性が歩いてきたので、彼に気付かれないように「あっち行こう」と行き先を変えたり、彼がほかの女性に鼻の下を伸ばしている最中でも、「この間のテレビ見た?」等と強引に話題を振って彼の注目を自分に引き付けましょう。ふたりの心が離れてしまわないように、しっかりと彼を繋ぎとめておくことが大切です。
車好きの彼が、「ここ自分で少し変えたんだ」と話してくれたとき、違いがわからなくても「すごーい、器用」と褒めて彼を満足させましょう。こうやって上手にリアクションを取ってあげることはとても大切なことです。特に男性の場合は、自分を癒してくれる包容力のある女性に好感を持ちやすく恋愛対象になりやすいものです。仕事の愚痴も「うん、うん」と聞きながら、慰めてくれると相性の良さを感じてしまいます。なかには、結婚を意識する男性も少なくありません。あまり大袈裟に褒めるのは嘘っぽいので注意が必要です。いつもツンデレな態度を取ってしまう女性は、自分にとってはどうでもいいことでも彼の良さを褒めてあげることで、ふたりの関係維持につながります。
彼の機嫌や都合が悪くなるようなことは極力言わないようにします。例えば、彼も知っている女友達が結婚したとき、彼に話すと彼がプレッシャーを感じてしまうと考え、彼には「今日A子の結婚祝いに行ってきたよ」と事後報告で済ませます。
恋人とは何でも包み隠さずに話すのが理想と考える女性も多いと思います。ですが、何でも思ったことを口にすればいいというわけではありません。彼のことを考えての「言わない方がいい」というのは気遣いであり、思いやりでもあります。仮にそれが、彼のためではなく自分にとって都合の悪いことだから話さないということになってしまうと、猫かぶりとして彼から反感を買われてしまいますので注意が必要です。